「な、なあ、長太郎。聞きてえことがあるんだけど。」
最近、宍戸さんの様子がおかしい。
俺と話しているとき絶対にどもるし、部活中もボーっとしている。(この前なんか跡部部長のボールが頭に直撃した)
「はい、何ですか?」
「あー……いや、その何つーか…」
「もしかして、俺に恋の相談ですか?」
ニコッと笑って冗談半分で言ってみた。
「!ちょ、長太郎……」
あれ……?宍戸先輩のほっぺたとか耳とかが真っ赤に染まっている。もしかして……
「ほ、ほんとなんですかぁ!?」
「バカッ、声がでけえ!!」
宍戸先輩が俺の口を手で塞いだ。どうやら、図星らしいです。あの宍戸先輩が恋を……!
恋愛テレパシー
(「先輩、俺、応援してますっ!」「〜っ!あぁーもう、だから長太郎っ!」)
「何となく分かっていたんですけどね。」 続編あります、多分^^←(09.03.12 / title:発光)